『完売』
今日 僕の私的財産と
会社の財産の全てが
競売にて落札そして終了〜
全てと言うか
競売等にかかった財産物の
処分が終了しました。
はいっ
文字通り『完売!御礼!』
何となく すっきりしたと言うか
競売によって生まれた
今までとは全く違う生き方を
教えてくれた人生に
なんて言うんだろう・・・
知らない世界で楽しめる人生を
与えてもらったと言うか
倒産開始は
昨年の3/19日でしたんで
今日まで 19ヶ月。
それでもまだ 僕の免責はおりません。
まだまだ 続く・・・
僕の管財人は あと1年ぐらい
かかるんじゃないの?って
まじか〜。
第二の人生は
すでに 出発しているにも関わらず
第一の人生のピリオドは
まだまだ ってか。
思い起こせば
必死にもがいていたあの頃が
懐かしいぐらいで。
なんで もがいていたのかなぁ〜
自分を第三者的に
物事を判断できなかった
若い、そして
青い自分だったんだなって
年齢と経験を重ねましたw
今となっちゃ
うちの母ちゃんは
『私独身だから 旅行に行きたなぁ〜w
『あぁ〜子持ちの独身ね。』
母子手当の都合上
離婚でも 阿呆ぅ〜は
かぁ〜ちゃんが・・・養育する形式に。
すかさず
『俺は完全独身だけど・・・w』
かあちゃん大爆笑。
旅行行ってくれば
阿呆ぅと にゃん、わん で
お留守番というか
生活してるからって
それが一番 うっとうしいんだってさ。
晴れた気持ちで 旅行へ行くけど
帰る帰路には 憂鬱。
家の中がどうなっているか心配って言う
それが 嫌だから 行かないって
行ってましたょ。
笑える。
そんなに僕らは 信用されていませんね
って 周りにいる猫たちと
阿呆ぅに うなずけさせます。
今まで 築き上げてきたものは
何なんだろうなぁ〜って
嫁に話をすると
無駄じゃ なかったんじゃない。
それなりの経験してきたし
人間 死ぬときゃ
あなたの幸も不幸も 残された人が
背負うものだし
死ぬ本人は 何にも感じてないからね
と きっぱり。
イチローさんも よくテレビで
おっしゃってましたしね。
生きている間に色んな経験してこれて
楽しいはずなんじゃない?
私の人生は こんなはずじゃ
なかったけどね〜。
(人生設計の中では石油王と
結婚する予定だったらしいw) だって。
そう考えるとさ
してこなくても良い経験なんて
ないかもしれんなぁ〜
笑っただけ 経験だし
悔しがtただけ 経験だし
涙流しただけ 経験。
受け止める心さえあれば
味わいたくない経験なんて
この世の中には ないっすね。
そう思いながらの
競売の開札現場でした。
我が家の時も
本店事務所の時も
開札の現場を見に行きました。
『次に事件番号・・○○番
落札希望者は 3名』
そう執行官が 言葉を走らせると
僕の手元から離れるって言うこと。
『あぁ〜事務所も落札か・・・』
自分でも 結構ショックかなって
思ってもいましたが
意外と淡白でして。
また やり直そうって気持ちが
大きかった開札現場。
僕がちょうど座った席の隣の人
一緒に座っていた長椅子が
揺れすぎて俺、椅子から
落ちちゃうんじゃないかって
思うほどの スーパー貧乏ゆすり。
あぁ〜この人 初めての入札で
結果が不安だらけなんだよなって思って・・・
感じの良いおっさんでしたけど 初々しいって 横目でチラッと(笑)
そうそう・・・俺もそうだった。
家も事務所も 土地自体は
競売物件、任意売却で購入した土地で。
初めての競売で札を入れて
その結果を待つときは
このおっさんの様に落ち着かなかったなぁ〜
挙句の果てに 自分の爪まで
噛み始めてw
心の中で 良いぞ〜良いぞ〜
開札の順番が来るまで
心臓バクバクだろって 気にしてました
と・こ・ろ。
なんと 僕の本社社屋の入札者でして
あら 心の中で。
『あなたの隣に座っている私。
実は あなたの入札した物件の
前オーナーです。』
口に出して言いかけましたけど
ここは公の場。
やめときました。
残念ながら この方は落札者では
なかったんですけど。
そんな時も経験でしょっ
次 頑張ってって心の中で挨拶です。
と 同時に
あぁ〜 ひとまず終わったぁ〜って
会社経営の20年間
倒産父さん お疲れ様でした。と
心の中で 自分に敬意を払って
入札会場を後にした 倒産父さん。
多分 開札の部屋を出た時の
俺の背中を 自分で見る事ができたら
すごく 背筋が伸びて
生き生きして
後にした雰囲気だったんだろうなって
さぁ〜 TAKE2を楽しみますか〜!
前向きすぎるって
言われましたけど・・・
案外 僕にとっては普通(笑)
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